【新企画】絵描きOL小鈴キリカのインスピレーション・フロム・ミュージック
♪♪☆☆【新企画】☆☆♪♪
週の真ん中
水曜日は
週に一度のおたのしみ!
絵描きOL小鈴キリカ
(小鈴キリカ (@ksz_kirika01) • Instagram photos and videos)
のインスピレーション・フロム・ミュージック
のコーナー! !
をお届けいたします !
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本コーナーは、毎週水曜日に
音楽愛好家でもある小鈴キリカ氏が曲をひとつセレクトし、
その歌詞や世界観からインスピレーションを得て一枚絵を描きあげる
という無敵のコンセプト企画。
”歌もの”曲の良さと言えば、なんといってもメロディーラインに加えて歌詞を味わう事ができるという点。
しかも、その解釈は人によってまちまち。
子供の頃に聴いた曲が、大人になってまったく違う意味で新鮮に聞えてくるという経験は誰しも一度は経験があるはず。
そんな無限の可能性を秘めた”歌もの音楽の解釈”を、
キリカ氏の音楽的センスと美的センスに託して
イラストレーションにしていただこうではないか!
というパワープレイ企画。
初回の今日は、キリカ氏の音楽愛好の原点とも言える
不滅で不変の国民的カリスマバンド・スピッツより、
特別増刊号として3枚のイラストをお届け!
Ready GO!
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song 1 ハチミツ🍯
素敵な恋人 ハチミツ溶かしてゆく
こごえる仔犬を 暖めて
あ、あっためてる〜〜〜〜〜!(感嘆)
こごえる、仔犬を!
季節は、冬なのかなとも思いつつ、素足の女の子をみると、どうやら真冬ではないのかも。
この仔犬ちゃんがなにか、訳あって衰弱しているところを、
この甘いハートの持ち主であるハチミツちゃん(仮)は偶然見つけて、
その甘い香りの漂う赤いコートの内側に抱いてあげているのだろうか。。
なんだかアンニュイな女の子の表情と、まんざらでもないような仔犬の懐き具合。
そして背後にそびえる彼女の身体よりおおきなハチミツの瓶の意味するものとは?
ラベルの黒い蜂のイラストは、彼女の背負った残酷な真実、毒針の憂鬱を表現しているのかもしれません。
(筆者の妄想)
song 2 猫になりたい🐈
広すぎる霊園のそばの
このアパートは薄ぐもり
暖かい幻を見てた
矢が!
かなり傷は深いですよね、これ。
完全に流血しています。
電灯が照らしているのはアパートの中なのでしょうか。
私には、墓地のそばを散歩中にふいに飛んできた矢(まさに晴天の霹靂)で負傷した少年と、血の匂いを嗅ぎ付けてやってきた化け猫のように見えました。(深読み)
どことなく、
「フッ。。。ついに。俺にもこの時が来てしまったようだ。。」
とでも言いたげな男の子の中二病患者感がツボです。
song 3 バニーガール🐰
Only youの合図で 回り始める
君と落ちてく ゴミ袋で受け止めて
可燃物だったんですね、バニーガールちゃんって。(そらそうか)
ぴーんと不自然なほどにまっすぐ天に伸びる2本の脚の「関節脱臼してる感」と、
病的なほどに白すぎる肌が、
彼女は人間ではなく使い捨ての"オモチャ"、ラブドールだったのではないか、という妄想をかき立てます。
さんざんあたしで、遊んだ癖に。。。(byバニーガールちゃん)
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いかがだったでしょうか。
こんな感じで、毎週インスピレーション・フロム・ミュージックなイラストをご紹介していきますので、お楽しみに!
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